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03.01.2021 | 歴史

最後の社主 朝日新聞が秘封した「御影の令嬢」へのレクイエム

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発行元 石井妙子 .

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    商品基本情報

    • 著者:  樋田毅
    • シリーズ名:  最後の社主 朝日新聞が秘封した「御影の令嬢」へのレクイエム
    • 発売日:  2020年03月25日
    • 出版社:  講談社
    • 商品番号:  4310000067898
    • 言語:  日本語
    • 対応端末:  電子書籍リーダー,Android,iPhone, iPad,デスクトップアプリ

    エディションノート


    日本のクオリティ・ペーパーを自任する朝日新聞社。その朝日株の6割を握っていたのが、創業者・村山龍平と村山家である。

    そのため、朝日新聞は村山家を「社主」として手厚く処遇しつづけた。

    その「最後の社主」となった村山美知子は、1920年、新聞王と呼ばれた村山龍平の孫として生まれた。母・於藤は龍平の孫、父・長挙は子爵・岡部家から婿入りした旧華族だった。

    朝日新聞が生み出す巨大な利益と、華麗なる血脈ーー美知子は、妹・富美子とともに、神戸・御影の邸宅と有馬温泉の別邸を行き来しながら育った。日本舞踊、古式泳法、スキー、茶道、ピアノなどを学ぶ、日本有数の「深窓の令嬢」ーーそれが村山美知子だった。

    戦後、海軍大将の長男を婿に迎えるが、朝日新聞の経営に興味を示さず、離縁してしまう。傷心の美知子は、音楽の世界で活躍することになった。

    朝日新聞が後援する日本を代表する音楽祭「大阪国際フェスティバル」の専務理事として、世界各国から有名指揮者、オーケストラ、将来有望な若手を招聘した。小沢征爾、カラヤン、ルービンシュタイン、ワイセンベルクらが美知子に深い信頼を寄せた。

    一方、朝日新聞の経営陣は、株を握る村山美知子の機嫌を取ろうと奔走する。専任の「秘書役」をつけ、お気に入りの高級パンを届け、記者出身の役員は慣れない茶道に挑戦し足がしびれて昏倒した。

    誕生会や村山家の祭礼には編集幹部がこぞって参加し、お祝いの言葉を述べた。

    しかし、子どものいない美知子社主が高齢になるにつれ、朝日株の行方が焦点になる。朝日経営陣は、あの手この手を使い、美知子社主から株を奪おうと画策したーー。

    その最晩年に「秘書役」となった元事件記者が、朝日新聞最大のタブーを赤裸々に明かす。

    朝日経営陣は、どうやって村山家から株を奪ったのか。

    巨額の税金をどのように処理したのか。

    朝日新聞株が外部に流出する可能性もあった、最大の危機とは。

    新聞、メディア経営の深奥に迫る、驚愕の書。

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