発行元 大西泰斗 .
エディションノート
維新150年目の必読書が、新装版で登場!
西郷隆盛や小栗忠順は何がすごかったのか? “武士”はどのようにして滅んだのか?──実は謎の多い幕末・明治の実情を巨匠が語り下ろした『NHKブックス「明治」という国家(上・下)』は、ベストセラー&ロングセラーとなり、日本人の「明治観」の基礎となった。従来の上下巻を読みやすくまとめた新装版、この一冊で幕末・明治の空気が実感できる!
[内容]
第一章 ブロードウェイの行進
第二章 徳川国家からの遺産
第三章 江戸日本の無形遺産“多様性”
第四章 “青写真”なしの新国家
第五章 廃藩置県──第二の革命
第六章 “文明”の誕生
第七章 『自助論』の世界
第八章 東郷の学んだカレッジ──テムズ河畔にて
第九章 勝海舟とカッテンディーケ──“国民”の成立とオランダ
第十章 サムライの終焉あるいは武士の反乱
第十一章 「自由と憲法」をめぐる話──ネーションからステートへ
おわりに “モンゴロイド家の人々”など
あらたな「あとがき」