発行元 ティエン・ツォ .
エディションノート
サブスクリプション、フリーミアム、レーザーブレード、リース、リピーター、……。企業と顧客との「つながり」方が大きな変貌を遂げている。顧客の価値観が「所有から利用へ」と変化し、ものづくり企業にも、もの売り企業にとっても、ビジネスの常識が根本から覆る。本書では、リカーリング(継続収益)を生み出す、ユーザーとのつながりの創りかたを提案する。現在、最注目の「サブスクリプション」をマネタイズ研究の第一人者が説き明かした決定版!
【本書より】
今、勝ち残るビジネスモデルとして注目されているのが、「サブスクリプション」です。実は、サブスクリプションは、「リカーリング」というビジネスモデルの1つです。
私は、実業で役立つビジネスモデルを研究しているので、企業の悩みを聞く場面が多々あります。その中で、リカーリングモデルに変えようとして失敗した話も見聞きしてきました。なぜ失敗するのか。その答えは明白です。「つながり」という視点が圧倒的に欠けているからです。
「つながりが不可欠な時代」に、どうしたら収益を生み出すビジネスモデルをつくれるのか。本書は、その理論を示すことが目的です。
【主な内容】
はじめに
序章 サブスクリプションを支える「つながり」
第1章 売り切りモデルの停滞
ーーなぜリカーリングモデルが注目されるのか
第2章 リカーリングモデルのバリエーション
ーーサブスクリプションだけじゃない継続収益
第3章 リカーリングモデルの利益思考
ーー利益の認識を変える
第4章 つながりを強化する
ーーリカーリングモデルの必要条件
第5章 つながりを可視化する
ーーユーザー視点で考える
第6章 メンバーシップが強いつながりを生む
ーー成果を共有する共同体へ
終章 マネタイズを実現するアセタイズ
ーーつながりはコストではなく資産だ
おわりに
参考文献
用語一覧