最後に編集されたのは 管理者
25.11.2020 | 歴史

「自閉症」の時代 (講談社現代新書)

  • 52 読みたい
  • 34 現在読んでいるもの

発行元 千葉聡 .

    Download 「自閉症」の時代 (講談社現代新書) 本 Epub や Pdf 無料, 「自閉症」の時代 (講談社現代新書), オンラインで書籍をダウンロードする 「自閉症」の時代 (講談社現代新書) 無料で, 本の無料読書 「自閉症」の時代 (講談社現代新書)オンライン, あなたは無料で、余分なお金を費やす必要なしに(PDF、epub)形式でここにこの本をダウンロードすることができます。以下のダウンロードリンクをクリックして、 「自閉症」の時代 (講談社現代新書) 書籍のPDFまたはエパブ無料.

    商品基本情報

    • 著者:  竹中均
    • レーベル:  講談社現代新書
    • シリーズ名:  「自閉症」の時代
    • 発売日:  2020年05月20日
    • 出版社:  講談社
    • 商品番号:  4310000080847
    • 言語:  日本語
    • 対応端末:  電子書籍リーダー,Android,iPhone, iPad,デスクトップアプリ

    エディションノート


    近年、「自閉症」について多くの書物が書かれ、論じられるようになっています。これは、21世紀になって突出してきた現象で、20世紀にはなかったものです。しかもこれは、日本に限った話ではないのです。

    著者は、21世紀という時代の1つの特徴が、この「自閉的傾向」の突出化には現れているのではないかと考えています。その1例に伊藤若冲のブームがあります。前世紀まで若冲は「奇想の画家」として、美術史においてはアウトサイダー的な存在に過ぎませんでした。ところがその彼が、今では昨今の「日本美術ブーム」を引っ張る存在になっています。あるいは、『君の名は』『天気の子』が立て続けに大ヒットになったアニメ作家の新海誠。彼の作品もその「自閉症的」傾向が初期の段階からしばしば指摘されていました。

    この2人に共通するのは、ディテールへの過剰なまでのこだわりです。それゆえに画面は異常なまでに高精密になり、と同時に非常にフラットなものになります。一言で言えば、非常にデジタルな感じがするのです。デジタルとは、完璧なコピーと同一なものの繰り返しが可能になる技術ですが、この「高精密」で「完璧に同一なもの」の繰り返しこそは、まさに自閉症者が大好きなものです。現代アートに革命を起こしたアンディー・ウォーホールを早い例として、「ミニマルアート」と呼ばれるものの現代美術、現代音楽における流行も、この同じ時代の「好み」に即したものなのではないでしょうか。

    そしてこの時代精神をもっとも端的に表すのが、コンピュータの存在です。開発の祖に当たるチューリング、ノイマンから始まって、スティーブ・ジョブスやフェイスブックのザッカーバーグなど、IT、AIに関わる科学者、技術者に「自閉症的傾向」が強いことは、つとに指摘されている通りです。というか、そのような人たちの存在があってこそ、コンピュータ的なものは、ここまでの洗練を見たのです。いまや「デジタル的なもの」は、否応もなく21世紀人の感性の基盤になった感があります。とすればその底に自閉症的な美意識が伏在しているのは、むしろ当然ではないでしょうか。

    本書は、上記の視点のもと、21世紀という時代そのものの「自閉症的傾向」を明らかにするものです。

あなたも好きかもしれません

「自閉症」の時代 (講談社現代新書) by 千葉聡 ダウンロード PDF EPUB F2