ガラスの仮面 3 by 美内すずえ ダウンロード PDF EPUB F2
世代ではないのですが アメトークの「ガラスの仮面 芸人」がおもしろすぎて気になりました。未完の名作ですね。連載がだいぶ昔から続きすぎて時代背景がだいぶ変わってきましたが。「紅天女」の行方気になります。
懐かしいもので、高校時代に少女漫画にハマっていた時期が有り、その際古本屋で偶然見つけた少女漫画にこの年まで読み続けていることになるとは思いもよりませんでした。
確か、1巻発売は1975年で、これはこち亀と同年期で、こち亀は残念ながら終了してしまいましたが、ガラスの仮面は未だ未完です。
あらすじを端的にまとめると、何のとりえもないと思われていた少女が演劇という世界にハマりこみ、そこから天性の資質と努力で「紅天女」という幻の演目を演じるために様々な障壁を乗り越えていくといった感じでしょうか???
演劇というと文系のイメージが先行しますが、この時期では「エースをねらえ」、新しい系のモノでは「ちはやふる」の様な体育会系のノリも有り、線画も太めということもあり、男性が読んでも非常に面白いです。
元々、主人公のマヤは母子家庭で母と共に住み込みで働いているという貧乏設定で、近年ではこういった世界観のある漫画は少年少女漫画分野では少ない感じですから、その辺りも時代を感じさせて興味深いものがあります。
40巻以降位から、かなり紅天女の世界を表すがためか、活字が多くなりテンポが悪くなった感じですが、演劇だけでなく、少女漫画常套の恋愛要素も有りますし、人間成長を扱った側面も有りますから、一度読みだすと止まらない感じになる方も多いかと思います。
元々、少女漫画は中古市場がかなり安かったりしますから、試し読みなどで気にいった方々は、フルコンプを目指しても損はないかと思います。
名シーンの数々・・・!
古い作品ですが、今読んでも古さを感じませんでした。
面白いです!